昨日の投稿で書いた認知能力低下防止の脳トレゲームをやってみました。 ブラウザゲームでした。 「Try Double Decision free now!」というリンクからゲームに挑戦できます。
- Posit Science ... Double Decision (Road Tour)
外国製のゲームということで、出所の確かさ具合が予想できませんでした。 大学のページからリンクされてるって事で問題ないとは思うんですが、一応セキュリティの事を考えてバーチャルマシン上のブラウザで実行。 バカらしいかもしれませんが、DNSポイズニングとか正規サイトの改竄とかあり得ない話でもないし、バーチャルマシンを立ち上げるのに手間がかかるわけではないのでそうしてしまいました。
ゲームのルールは拍子抜けするほど単純でした。 パッと2つ同時に表示され、すぐに消えるアイコンを当てるだけです。
アイコンは2種類あります。 真ん中に表示される「車アイコン」と回りに表示される「ルート66アイコン」です。 例えば次のような位置に表示されます。
ル ル ル ル 車 ル ル ル ル
車アイコンは2つの絵柄があり、そのどちらかがランダムで表示されます。 ルート66アイコンは周囲のどこかにランダムで表示されます。 この2つがパッと表示されて、消えた後に
- 車アイコンの絵柄
- ルート66アイコンの位置
が聞かれます。 両方正解したらゲームが進みます。 間違えたら戻されます。 ゲームが進むと表示時間が短くなっていきます。 正解が続いたらレベルクリア。 次の難易度に挑戦できるようになります。
「車アイコン」を中心視野で、「ルート66アイコン」を周辺視野で見なければなりません。 それで周辺視野を鍛えるという事らしいです。
低難易度では車アイコンは見分け易い2つの絵柄です。 難易度が高くなるにつれて見分けづらい似たような絵柄になっていきます。 ルート66アイコンは、低難易度では車アイコンのすぐ近くに、高難易度では画面の端のほうに表示されます。
それだけです。 「脳トレとしての効能を考慮したゲームバランス」とかはどうなってるのかは分かりませんが、とりあえずゲームの大枠だけなら誰でも作れそうです。 プログラム初心者用の入門書に書いててもおかしくないくらいのシンプルさですね。
「Double Decision free」ってのが試用版なのかフリーソフトなのかは確認してません。 そのためここで挙げたリンク先で最高難易度に挑戦できるかは不明です。 というか、単純すぎてやり続けるのが苦痛でした。 このゲームは認知能力低下を抑止する実験で使われたという事ですが、それで10時間もやるハメになった被験者の方々に同情です。
って認知能力のためならたいした苦行ではないのか? まぁ、例え論文で示されたとしてもこの手のゲームがホントに効果的かどうかってのは眉唾ですけどね。