2019年5月26日日曜日

NoxPlayerなどの仮想マシンでブルースクリーンになるときの対処

少し前にPCを買ったとき、NoxPlayerを使うとアプリが落ちてました。 2度ほどブルースクリーンにもなりました。 結論から言うとCPUの仮想化支援機能のリソースをavast(セキュリティソフト)とNoxPlayerで取り合っていたから落ちてたようです。 他の仮想マシンでも同様の事が起こるかもしれません。 備忘録として対処法のメモを残しておきます。

チェック1 : CPUの仮想化支援機能が有効か?

UEFI(BIOS)を見てもいいですが、Windows10ならチェックソフトを使って確認した方が簡単です。 起動して表示を見るだけで確認できます。

Intel製CPUの仮想化支援機能はIntel VT-xです。 これを聞いたことがある人は多いでしょう。 私のPCはAMD製のCPUなのでSVMです。 こちらはマイナーですね。 でもまあ、知らなくてもチェックソフトを使えば大丈夫。 全部有効っぽくなっている事を確認するだけでいいので細かい単語は知らなくても構いません。

全部有効になってたら次。 無効になっている場合はPC起動時にUEFI(BIOS)画面を開いて設定しましょう。 そもそもCPUに支援機能がない場合は諦めましょう。

チェック2 : Windowsの仮想化支援機能は無効になっているか?

Windowsの仮想化支援機能が有効になっていると仮想マシンとCPUのリソースを奪い合ってしまい、PCが不安定になったり落ちたりするようです。 そんなときはどちらを優先するか決断しなければなりません。 仮想マシンを優先する場合はWindowsの仮想化支援機能を無効にします。 Windowsの仮想化支援機能が必要な場合は仮想マシンを諦めます。

現バージョンのWindows10 homeでは、設定ダイアログを表示するには「スタートメニューの設定」→「アプリ」→ウィンドウ右側の「プログラムと機能」→プログラムと機能ダイアログの左側にある「Windowsの機能の有効化または無効化」の順にたどりました。 「Windowsの機能」というダイアログがそれです。

ここで仮想化関係の機能のチェックを外せばOKです。 もちろん、今まで使っていたアプリや機能が使えなくなる可能性もあります。 自己責任です。 知識がある人でも後で戻せるようにどのチェックを外したかはメモしておきましょう。

全部無効になってたら次。

チェック3 : セキュリティソフトの仮想化支援機能は無効になっているか?

最初に書いた通り、私の場合はコレが原因でした。 私が使っているセキュリティソフトはavastです。 他のセキュリティソフトでも同様の事は起こるかもしれません。 それについては私は確認できませんので、現バージョンのavastを使っている場合についてのみメモを残します。

仮想化支援機能の設定は設定ダイアログの、

「一般」→「トラブルシューティング」タブを開くと確認することができます。

無効になっているか確認しましょう。

これが原因でもない場合は、私の体験では対処法をお伝えすることは出来ません。 残念ですが、別の情報を探してください。