2014年11月27日木曜日

Blenderで正N角形の角にオブジェクトを並べる

3DCGのBlenderネタです。 暇つぶしの落書きで砂時計を書いてみました。

正三角形の角に円柱を並べて柱にしています。

最初は正N角形の角にきれいにオブジェクトを並べる方法が分からなかったんですよね。 ちょっとネットで検索しても見つかりませんでした。 丁寧に検索すれば「正規の方法」とか見つかりそうですが、落書きのために検索に時間をかけるのもアレなんで適当に済ませました。 その適当な方法のメモ、残しておきます。

使ったBlenderのバージョンは2.72bです。

まず、オブジェクトモードで円を追加します。

円の頂点の数をNにすれば正N角形になります。 例は5角形です。

デフォルトのレイアウトなら、円の追加後、ウィンドウ左下のパネルでパラメータが調整できます。 そこで頂点数を設定しましょう。

エディットモードでaキーを押して選択を解除。 その後頂点を1つ選択します。

3Dビューのメッシュメニューで3Dカーソルを選択した頂点に移動します。

「メッシュ」メニュー / スナップ / カーソル→選択物を選べばok。

角に並べるオブジェクトを追加します。 例では円柱です。

エディットモードのまま追加すれば基準となる「円」と同じオブジェクトに、オブジェクトモードに変更して追加すれば別のオブジェクトになります。 向きを変える必要がある場合はオブジェクトモードで追加しましょう。 エディットモードだと回転で形がゆがんだり、軸がずれたりします。 サンプルでは円柱を追加しているので向きは関係ありません。 エディットモードのままやってます。

「外向きの面を揃える」などの理由で向きを変える場合の回転方法は、追加したときのパネルでz回転を指定するか、r→zの順にキー入力するかです。 どちらも左下のパネルで回転角度の数値を直接入力します。 回転角度は電卓などで計算。

以下、

  1. エディットモードで頂点を選択。
  2. 頂点に3Dカーソルを移動。
  3. オブジェクトを追加。
  4. (必要なら、回転。)

を繰り返します。

全部の角にオブジェクトが並んだら基準の「円」を消しましょう。

角のオブジェクトをオブジェクトモードで追加したなら「円」を消すだけでokです。 エディットモードで追加したなら辺選択モードなどにして「円」の辺を選び、消します。 これで正N角形の角に並んだオブジェクトだけが残ります。