今年のはじめに久しぶりにちょっとしたイラストを描いたら、以前にチマチマと絵の練習していた内容をすっかり忘れてました。 絵の練習をやめたのって、ペンタブの精度が悪いのが原因なんですよね。 1本の線を描くのに何度もアンドゥするハメになるのが問題でした。 かといって紙と鉛筆で書く気にもなれないし...
で、思いついたのがドロー系ソフトinkscapeでの直描き。 ドロー系ソフトでイラストを描くのはけっこう時間がかかるんですが、アンドゥしまくるのと同じくらいと時間で済むならそっちの方がいいんじゃないかという考えです。
いきなりソレをやるのは大変そうなので、今回はフリーの3DCGソフト+フリーの人体モデルを下書き代わりにして描いてみました。 3DCGソフトはdaz studioの古いやつです。 いつインストールしたかも覚えてない...アレ? まともに動かないぞ? なんとか絵の下書きはできたけど、ちゃんと再インストールとかしないとダメっぽいですね。
daz studioを本格的に使うのは大変ですが、今回は簡単なポーズを取らせるだけなので30分も使ってません。 手足や胴体のバランスの参考になればokです。 服は通販サイトで適当な写真を探してそれを参考に描き加えます。 人体モデルの「手」をそのまま使うには相当時間をかけて調整しないと変になるようなので、これも適当な写真を参考にしました。 顔はいろんなマンガを元に、「目はコレ、鼻はコレ、髪はコレを参考に...」というようにモンタージュして描きました。 著作権的な問題は無いはず...
「服は~描き加えます」に反応した人、フリーの人体モデルにはあなたの期待するようなものは描かれてませんよ。 ただのマネキンみたいなモンです残念でした。
daz studioで下書きを作る利点は、ハゲた人の絵を作れることですね。 「この写真の人を参考に描きたいけど髪の毛が邪魔で肩のあたりが分からない」というようなことはありません。 ただ、人体モデルは実際の人体をデフォルメして作られているので細かいところは正しくありません。 気になるところがあるなら実在する人物の写真とかを探すしかないので注意。 あと、それほど無理でないポーズでも簡単に3Dモデルが崩れるのも難点かな? 無難なポーズにしか使えません。
まぁそんなこんなで、できた絵はコチラ。
体重計に乗るのを躊躇う女性です。 ネットで適当なサイトを読んだとき、たまたま瞬獄殺の絵を見て思いつきました。 影がかなり適当になってしまったのは反省。
絵を描く速さは、線を描くのはペンタブよりちょっと遅い程度で済みました。 でも服の影とかシワとかを描くのはかなり時間がかかりました。 ペイントソフトで影とかシワとかを描くとアンドゥが大変かもしれないけど、どうせ適当にしか描けないんなら多少変になってもペイントソフトの方がいいかな? 1枚の絵を完成させるにはペイントソフトとドローソフトを併用した方がいいのかもしれません。
絵のライセンスは適当に、CC0にしましょう。 使いたいって奇特な方はご自由にどうぞ。 inkscapeということでsvg画像です。 コードはコチラからコピー&ペーストできます。 文字コードUTF-8で保存してください。
bokete.jpにもお題として投稿してみました。 興味がある方はどうぞ。
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