2011年1月9日日曜日

ストーブは微弱で節約

ここ数日、寒波が厳しいですね。 こんなときはストーブを自動運転にしてガーっと部屋を暖めたくなります。 しかし、それは燃費がかかるので注意が必要です。

寒いときにストーブを強火にすると部屋の空気はすぐに暖まるのですが、そのとき部屋の壁とか部屋に置いてあるものとか壁の中の断熱材とかは暖まっていません。 この状態でストーブが消火されると、すぐに部屋の空気が冷たい状態に戻ってしまいます。 自動運転のストーブだと、

  1. 室温が設定温度になるまで強火で運転。
  2. 設定温度になると消火。部屋の空気は暖かいがモノは暖まっていない。
  3. すぐに室温低下。
  4. ストーブ再点火。設定温度になるまで運転。
  5. 設定温度になると消火。部屋の空気は暖かいがモノはそれほど暖まっていない。

こういうのが部屋もモノも暖まるまで繰り返されます。 ストーブは強火運転のときはもちろん、着火するときもある程度エネルギーを使います。 燃費はあまりよくないでしょう。

  • 寒気の厳しさ
  • 建物の断熱性
  • 高層の集合住宅の場合は階数

によるけど、日本の北の方はこんな感じ。

燃費を抑えたいなら、部屋が暖まるまでは手動運転で微弱にしておいた方がいいです。 ストーブの機種によりますが、設定温度+1~2度くらいになるまで微弱 → 暖まったら自動運転というのが節約になります。 外から帰ってきたときは基本的にコレで。

朝起きるときにコレをやるのはちょっとキツイかもしれません。 おきる少し前にタイマーをかけておくといいかも? 「エコのために設定温度低め。でも起きてから自動運転。」ってやるよりは節約できるはずです。

それでも朝寒いってときは、弱火とか中火とか、朝起きたときに16~18度くらいになるような火力でタイマーをかけましょう。 設定温度より少し低くなるように調節します。 起きてからしばらくは微弱に切り替えて運転して、部屋の空気とモノの両方をヤンワリと暖めましょう。

こんなもんかな? ここまで書いといてなんですが、これは10年位前に仕入れた知識だから、最近出たストーブだと改善されているかもしれませんね。

ちなみに、「エコのために設定温度低め」っていうのはやりすぎると健康に響きます。 無茶はしないように&強制しないようにしましょう。 病院の待合室とかの設定温度を参考に、それより1~3度下げるとかが無難かな? 体調が悪い人は暖かくして生活しましょう。