2013年10月30日水曜日

鉄拳レボリューション : 大規模アップデート(3)

前回のアップデートからしばらく何も無かった鉄拳レボリューションで3回目の大規模アップデートがありました。 色々あるけど、普通に楽しんでいる人に関係ありそうなのは新キャラとギフトポイントくらいでしょうか?

新キャラはクリスティとリー。 リーは鉄拳3とか鉄拳TTの頃にはいたかな? 記憶があいまいです。

クリスティはその後のシリーズから登場したカポエラ使いだそうです。 エディじゃないのはキャラクターの男女比を考えて選んだのでしょうか? サービス開始当初は初心者でも比較的扱い易いキャラクターを揃えていたこのゲーム。 やっとトリッキーなのが出てきましたね。 トリッキー系ではレイ・ウーロンが先に出ると思っていたのでちょっと意外。 鉄拳シリーズの他の作品ではカポエラ使いは「初心者キラー」などと言われていたそうですが、レボリューションではどうなるんでしょうね? 低段位では相手のやることはお構い無しにスペシャルアーツと下段足払いだけで戦っているロウが猛威をふるっています。 トリッキーとか関係無さそうですが...?

というか、あのロウをなんとかして欲しいです。 10段に落ちたとき、powerにポイントをつぎ込んだロウが大量に居たんですよ。 ほんとにスペシャルアーツと下段足払い、あと2~3の技だけしかしない。 ファミコンゲームの敵に毛が生えた程度のパターンだけなので対戦していてとにかくつまらない。 そんなのが、週末に1日20回対戦したうち10回以上。 同じ人には1度当たったけど、他は別人だったはずです。 10段前後のロウ率は尋常じゃないです。 アレを何とかしないとホントに10段以下の人達みんなやめてきますよ? こういうゲームバランスに関わることを運用の課題にできないなら、このゲームの先は短いのかもしれません。

話を大規模アップデートに戻して、その他の要素で大きかったのはギフトポイントの配り方です。 格闘ゲームということで人をキープする要素がこれくらいしかないからなんでしょうけど、今回のアップデートでも目に付きました。 例えばプレミアムデイリーボーナスでギフトポイント2000っていうのは、単純な課金促進ですよね。 ギフトポイントの配布が多すぎるとライトユーザーがキャラクターを買わなくなったりギフトポイントがプレミアコインの購買意欲をちょっどだけ増やす効果が無くなります。 配布が少なすぎると少ない課金でキャラクターをアンロックしてきたヘビーユーザーのモチベーションが減ってしまいます。 調節大変そうです。

で、運営的にプラスになるかマイナスになるか分からないのが最高段位キープの報酬です。 これもギフトポイントがらみ。 こういう一部の人を優遇するのってその他の関係無い人が冷めるんですよね。 ずっと前にMMOのFF11やってたとき、いわゆる廃人さんしか参加しないようなイベントとか特典とかがアップデートのたびにアナウンスされてたんですが、ライトユーザーは疎外感を感じてました。 このゲームでもそういうのはありそうです。

最高段位の人達が金払いがいいなら、プロジェクト的には黒字達成のためにプラスになるかもしれません。 でも、長い目で見るとそういう優遇をするたびにライトユーザーが少しずつ離れていくのは知っていなければなりません。 優遇が今回だけなら影響は無いんでしょうけど、アップデートのたびに連発したらゲームの寿命が縮まるかも? 今後は全体が恩恵を受けるようなイベントなり要素なりを期待します。

で、MOKUJIN RUSHの仕様変更。 これもギフトポイント配布キャンペーンですよね。 ステージ数がアーケードモードと同じ8だったのが3に減らされました。 やっぱり、ギフトポイントのためにつまらないCPU戦をやらされるのが不評だったんでしょうか? その代わりに付いたボーナスタイム。 「報酬2倍」とありますが、今までより手に入るギフトポイントの総計は少なくなりそうな予感。 あとはチケットの入手率がどうなるか?

ギフトポイントについて色々書いたけど、私の関心はやはり自分が新キャラクターをアンロックできるかですね。 MOKUJIN RUSHしだいでは1人開放されそうですけど、確率が...

ええいっ! どう考えてもクマの前にカンガルーだろうが!!

ちょっと取り乱しました。 最後に残念だったのがトレーニングモードのアップグレードが無かったことです。 相手によって入るコンボ、入らないコンボがあるのに的が木人から変更できないままなのも残念だし、相手の動作が棒立ちだけなので下段捌きやその他の確定反撃の練習ができないのも残念。 これは次回のアップデートでも期待できないんですかね?