2014年3月28日金曜日

3D落書き : ダイイングメッセージ

どうやらboketeではコナンネタの需要がそれなりにあるようです。 それに乗っかって、こんな絵を作ってみました。

bokete.jpにお題として投稿してみました。 興味がある方はどうぞ。

うーん。 あまりボケの投稿は増えませんね。 短絡的過ぎたかな?

簡単にやった内容を説明します。 死体の絵は前に用意した青人間です。 色だけ変更しました。 場面はDAZ Studioのチュートリアルの建物をそのまま流用。 ダイイングメッセージはDAZ Studioで追加できる平面のプリミティブです。 壁のすぐ前に置いて、Diffuse Colorは血の色一色に、Opacityの方に黒地に白でメッセージを書きました。 こうすると黒地の部分は透過して白の部分はDiffuse Colorになります。 建物の壁のテクスチャをいじるより簡単です。 血溜まりはBlender 2.69で作りました。 ギターのボディのようなオブジェクトを作って面取り、それを地面からちょっとだけ出して表面張力を持った液体ふうに見せています。

せっかくだから血溜まりの作り方をメモ。 まずはBlenderでベジェ曲線を追加します。

起動直後に追加したらXZ平面上にできるはずです。 XZ平面上になかった場合、左パネルの「ベジェを追加」セクションで視点にそろえるをチェックしたり位置を全部ゼロにしたりで平面上に移動しました。

それで平面上に移動しなかったらどうすればいいかは不明。 Blenderのベジェ曲線編集ツールは使いづらいので、Inkscapeとか別のツールでsvgを作ってインポートした方が楽かもしれません。

まぁともあれ、今はBlenderでの作業メモです。 編集中に縦方向にノードが歪まないよう、ベジェ曲線を2Dにします。 右パネルのオブジェクトデータを選択。 シェイプセクションで2Dボタンをクリック。

以降、真上からのビューで作業をします。 編集モードでカーブの途中にノードを追加します。 左パネルのカーブツールでモデリング : 細分化ボタンをクリック。 下の細分化セクションで分割数を増やします。

左パネルのカーブツールでカーブ : ループ切り替えボタンをクリック。 ベジェ曲線を閉じます。

形を整えたらカーブをメッシュに変更しましょう。 オブジェクトモードでAlt-Cを押すと変換メニューが出るので「カーブ/メタ/サーフェス/テキストからメッシュ」をクリック。

それで勝手に面が張られてしまいました。 エディットモードで見たらキレイではないですね。 キレイに面取りできなそうな予感。

試しにやってみたらダメでした。 Ctrl-Fでメニューを出して厚み付け。 辺選択で上の周を選択してCtrl-Bで面取りしたらこんな感じに。

どうやら手動で面を張らないとキレイに面取りできないようです。

というわけで平面の状態に後戻り。 カーブからメッシュに変換したときに自動で張られた面をはがします。 ちなみに面選択は編集モードの下パネルで選べます。

Aキーで全選択してDeleteキー、面だけを消しましょう。 内側にジグザグに張られた辺は1つ1つクリックして消しました。 なんか選択ツールでいいのがありそうですが、分からなかったので手動です。

要らない面と辺を消したメッシュはこんな感じ。

ひとまわり小さいメッシュを作って放射状に面を張りましょう。 編集モード、頂点選択でAキーを押し全選択。 下のメッシュメニューから複製を追加します。

複製したノードを少し縮小して元のノードの内側に置きます。

放射状になるよう、頂点を4つ選んでFキーで面を張ります。 そして面の片側の頂点2つを選択。

この状態でFキーを連打したら。 順番に面が張られていきます。 1週しましょう。

1週したらAキーを押して一度選択を解除し、Bキーの矩形選択を何度かやって内側の頂点を選択。

内側の頂点を真ん中に集めます。 左パネルのメッシュツールでトランスフォーム : 拡大縮小を選びxキーでx軸方向のみの拡縮に。 0キーで縮小率0にします。

もう1度拡大縮小をして微調整。 この手順は要らなかったかも?

一応、メッシュツールで重複頂点を消したんですが、Blenderでレンダリングするとスジが出てしまってたんですよね。 DAZ Studioでレンダリングしても見えない位置だったんでそのままにしたんですが、今考えると内側の頂点を縮小する前に、内側の頂点内に面を張るべきだったのかもしれません。

気を取り直して、Ctrl-Fでメニューを出して厚み付け。 面取りをするために周囲の辺を選択します。 平面のカーブのときはいい選択方法は分かりませんでしたが、立体のときは簡単です。 辺選択で1つ適当に選んで、下の選択メニューからループ辺を選ぶだけでok。

Ctrl-Bでベベル。 左パネルのメッシュツールで細かさを設定できます。

キレイに面取りできましたね。 これにスムースをかけて血溜まりの元、完成です。 objファイルでエクスポートしてDAZ Studioに渡しました。

無駄に作業手順をブログに書こうとしてキャプチャ取ってたので時間がかかってしまいました。 それでも作業時間は30分もかかってないですね。 DAZ Studioでの作業もあわせて1時間ってとこでしょうか? しょーもない絵にかけた時間として長いのか短いのか?

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