2015年2月22日日曜日

Wi-Fiを使って初期投資1万8千円、月600円でスマホを運用(3/6)

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初期費用

これまでの説明で知っておくべき事は説明しました。 以降、「実際に自分がどうしたか」の例を挙げていきます。

まずは格安スマホ購入、サービス開始手続きなどにかかる初期費用を説明。 費用は私が購入したときの値段(消費税8%)です。

  • 事務手数料 : ぷららモバイルLTE開通の手数料 ... 3,240円
  • 端末 : freetel priori2 ... 9,980円 + 送料340円
  • simアダプタ : JAPAEMO SIM変換アダプター ... 699円
  • IP電話 : ブラステル ... 2000円
  • ポータブルWi-Fiルーター : Amazonで「Wi-Fi ルーター ホテル」を検索 ... (2,000円くらい)

キャリアに払う事務手数料はどの格安スマホ(格安SIM)を使っても同じです。 3000円程度。

ぷららモバイルLTEの場合についてちょっと書きましょう。 ぷららの他のサービスを受けている人は、「ぷららモバイルLTE」の申し込みをすると今まで受けていたサービスのオプション扱いになります。 ウェブサイトで申し込んだら今までの支払いに事務手数料が上乗せで請求され、SIMカードが佐川急便で発送されます。 SIMは薄っぺらい茶封筒に数枚のプリントと一緒に入っています。 その他は確認メールなどが来るだけで淡白。 SIMを受け取った後に来る確認/サービス開始通知のメールを見たら手続き完了です。

新規申し込みの場合は、ウェブサイトでの申し込みにはクレジットカードが必要だそうです。 口座振替を使いたいときは電話での申し込みをしなければならないとか。

「ぷららモバイルLTE」はプラン変更ができないので注意。 そのため、プランを変えるには次のようにしなければなりません。

  • いったん契約を終了して翌月に改めて別プランでのサービスを申し込む。
  • 現在の契約の他に新たに別プランの契約を申し込む。前のプランは適当なタイミングで解約。

どちらにしても事務手数料は3000円かかってしまいます。 最初の申し込みのときに良く考えるのがいいでしょう。


次、端末のfreetel priori2は昨年末に発売された格安スマホです。 私が申し込んだときは、ぷららモバイルLTEのデータ通信専用SIMには「キャリアが用意した端末を割賦で買う」ってのがありませんでした。 自分で用意しました。 別の格安スマホサービスの場合もSIMだけ借りて自分で端末を用意した方が安上がりなのでご一考を。

  • [メモ]

    上に「借りる」と書いたとおり、SIMカードはサービス業者から借りるものです。 解約のときに返せないと違約金が発生する可能性があるので注意。

端末はAmazonで購入しました。 といってもAmazonは窓口を貸しているだけで販売、発送はfreetelです。 こういうAmazon自体が売っているのではない商品は代引や口座振込ができないことがあります。 クレジットカードかAmazonギフトポイントでの購入になります。 クレジットカードは持っていないのでコンビニでAmazonギフトを買って払いました。 プリペイドVISAの方がAmazon以外にも使えてよかったかも?

値段は多少変動しているようですね。 端末代が1万円を切っていても+送料で1万円を超える場合は注意。 1万円のギフトカードでは足りません。 スマホのレビューは次の投稿に書きました。

ちなみに、freetel priori2には予備のバッテリーやフリップカバーが付いたスペシャルパックがあります。 スペシャルパックについてくる付属品は安いスマホを探している人が手を出す物でもないでしょうから、スペシャルパックではなく本体単品を買いましょう。 昨年末に発売された当初はfreetel直営のネット通販(要クレジットカード)でしか本体単品を買えませんでした。 他の店ではスペシャルパックしか売ってなかったんですよね。 今年始めからはAmazonでも単品を買えるようになっています。 間違えないように。


次はSIMカードのサイズ変換アダプタのお話。 SIMは今、microサイズからnanoサイズに移行する過渡期かもしれません。 そこでぷららにはnanoSIMを注文しました。 時間が経って端末を買い換えるときにnanoサイズのSIMしか選択肢がない状況になってたらサイズ変更のためにSIMの再発行をしなければなりません。 時間とお金がかかります。 それを見越してのnanoSIMです。 priori2で使えるのはmicroSIMと標準SIMなのでアダプタでサイズをあわせます。 アダプタは使い方注意らしいので使うのなら情報を集めましょう。

この手の商品はセットするときより外すときの方が問題が発生する可能性は高いそうです。 SIMは入れっぱなしで外したことは無いのでレビューとかはナシです。


IP電話のブラステルはプリペイドサービスです。 コンビニでチャージできる最少額は2000円。 それを入れておきます。 ちなみに、ブラステルの会員情報は1年間有料通話や入金をしないで放置すると失効します。 一度割り当てられた番号を長く使いたいなら、短い通話でいいのでたまに電話をかける必要があります。 着信専用で、さらに1年ごとに番号が変わっていいなら会員登録だけしてチャージ無しでもok。 でもまぁ、例えば「家の鍵をなくしたときに鍵屋を呼ぶため」とかに2000円くらい入れといてもいいんじゃないかな?

とはいえ、チャージ前に少なくとも自宅のWi-Fiが使い物になるかはチェックすべきです。 「それでダメならチャージすべきではないのか?」と聞かれるとそうとも言い切れません。 このネタでは基本的にキャリアのデータ通信回線は使わない方針ですが、どうしても通話が必要な状況になったらデータ通信回線でIP電話を使えた方がいいでしょう。 いざというときにチャージが無いとそういう使い方ができません。 そのためだけにチャージするかどうかは個人の判断ですね。 私はチャージしてしまいました。


ポータブルWi-Fiルーターは自宅でWi-Fi経由でインターネットにアクセスする場合に使います。 安くて使いやすいやつは2000円前後で売っているようです。 Amazonで「Wi-Fi ルーター ホテル」を検索するとそれっぽいのが出てきます。 参考にしてください。

USBのバスパワーで動くやつと電源コンセントから電気をもらって動くやつがあります。 用途に合わせて選びましょう。 USBのバスパワーで動くやつの方がいいのかな? スマホの充電につかうUSB電源アダプタを使いまわせるはずです(要確認)。

もちろん、一通りの機能を備えた本格的なルーターを買えるのならそちらでもok。 インターネット回線につなぐモデムなどにWi-Fiが付いていた場合は新調する必要はありません。 私は以前から使っているルーターにWi-Fiが付いていたのでそれが使えました。

パソコン遠隔操作事件とかもあったことですし、セキュリティについてはそれなりに調べましょう。

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