2010年12月9日木曜日

宇多田ヒカルさんのコンサート配信を見た

ustreamで宇多田ヒカルさんのコンサートが無料配信されたのを見ました。 私は普段音楽を聴かないしコンサートに行ったことも無いのですが、無料ということで雰囲気を知りたくてアクセスです。 あと、ustreamでの配信で何人まで視聴者が伸びるのか、大人数になるだろうからそれに対してちゃんと配信できるのかも興味がありました。

19時ちょっと前にustreamにアクセス。 高画質版と低画質版の2つのチャンネルが用意されてました。 まずは高画質版を視聴。

コンサート開始前の会場アナウンスが流されてました。 音が小さすぎて聞き取りにくいです。 ustreamのフラッシュの音量とWindowsのボリュームコントロールの両方をMAXにしても小さい音量。 今までほとんど触っていなかったスピーカの音量をかなり大きくしてやっと普通に聞こえるようになりました。 でもこれは、本来配信に流す音ではないのでは? だとすると本番が始まったら...

やっぱり、大音量でした。 予想通りだったので慌てる事もなく普段の音量に。

1曲目の時点で視聴者数は5万2千くらいでした。 さすがに人が多いです。 画質や音質は思った以上に良かったです。 カメラも、定点カメラの内容を垂れ流すだけかと予想していたら、ちゃんとした歌番組と同じような演出がされています。 「おまけでちょっと流すだけ」ではない普通の番組でした。

回線の方ですが、ソーシャルストリームを見るとコマ落ちや音飛びが頻発している様でした。 でもこっちは大丈夫だけど? と思ったら1曲目の終わりくらいで配信が途切れました。 以降、しばらくは飛び飛びの配信が続きました。 ustreamで5万人見るのは無理のようです。 さすがにコレは厳しいか? タダだから仕方ないんだろうけど。

低画質版の方はマシかと思ったら、改善せず。 リロードをしたら改善することもあるようですが、それをしたらサーバに負担がかかるという話を聞いたことがある(真偽不明)ので、冷やかしの私は遠慮しました。 面白かったのは、ソーシャルストリームに散発的に「今何人見てる」という情報が書き込まれていたことです。 動画は飛んでもそういう情報だけはしっかり伝わってきます。 で、視聴者が徐々に減っていき、少しずつ画質が改善されていきました。

コンサート開始30分でだいぶ動画が飛ぶことが少なくなりました。 さらにダラダラ見て50分で、画像はたまに飛ぶけど音は飛ばなくなりました。 これは、番組として成り立っている!?

低画質版が安定してきたので、そちらを閉じずに高画質版の方にもアクセスしてみたら、動画が開きませんでした。 どうやらustreamは、混んでいるときは見続けている人に優しくて、途中から見る人には厳しいようです。 高画質版を見るのはあきらめました。

さらにしばらく見て、automaticが流れているときになぜか視聴者数爆発。 低画質版の方は視聴者数が急に倍以上になって3万人を超えました。 ソーシャルストリームを見ると、視聴者数の書き込みに混乱があるような? もしかして、ustreamのフラッシュに書いてある視聴者数って当てにならない?

automaticの曲中に少し動画が飛びました。 「視聴者が増えてまた飛び飛びになるのか?」と心配しましたが、すぐに回復。 高画質版と低画質版あわせて5万人では済まない数の人が見ているようです。 ってことは「ustreamで5万人見るのは無理」というのは過小評価だった模様。 他の配信の影響もあるかもしれないですけどね。

で、動画の飛びが収まってしばらくするとソーシャルストリームの更新が途絶えました。 ページのリロードをしたらすぐに復活したのかもしれません。 しかし動画の方は比較的安定してます。 ソーシャルストリームを見るためにページのリロードをして、動画が不安定になるのは馬鹿らしいです。 ソーシャルストリームは気にせず見続けました。

...最初は雰囲気を見るためだけに、少し見たら止めるつもりだったような? 結局アンコール→〆まで全部見てしまいました。 21:30までの2時間30分の配信でした。 終盤は、「最初の曲みたいに歌の最後で飛んだらどうしよう?」と不安でしたが、automatic以降は絵が少しコマ落ちするくらいで音はちゃんと聞こえてました。 なんだかんだ言って聞き入ってたので、後半飛ばれたら即見る気をなくすところでした。 飛ばなくて良かった、良かった。

コンサート終了後にページをリロードしてソーシャルストリームを見たら、どうやら最終的に高画質版と低画質版あわせて9万人以上の人が見ていたようです。 視聴者数の表示を信用していいのか分からないですが、不思議ではない数字です。 やっぱりやる人がやると、人が集まりますね。