2013年9月23日月曜日

電源ユニットの交換

今使っているPCの電源ユニット、1年半前から機嫌が悪いとき車のアイドリングのような音を出していたんですが、最近それの状況が悪化しました。 今度の異音はけっこう大きな音です。 明らかに正常ではない、ファンの軸がブレている音。 何度かそのまま使って、起動時は大丈夫でも時間がたったらダメだったり、最初からダメだったり、別の異音(ファンに何かが当たっている?)が追加されたり。 なんか本格的にダメそうです。

いくつかのサイトを検索して

  • 電源ユニットを交換すればok
  • 電源ユニットの交換はPCにそれ程詳しくなくてもなんとかなりそう

という事は分かりました。 さらに検索して出てきた情報に「電源ユニットが壊れるときにマザーボードを道連れにすることがある」との記述があったので交換することに決めました。

交換の仕方について参考にしたサイトはgoogleで「電源ユニット 交換」を検索して出てきたサイト3つです。

ここに書かれていた内容と、hddの増設をした事があるという程度の知識で交換実行。

まずは事前に調べる情報について、出力電力とコネクターだけでいいのかな? 今の電源ユニットはtopower製の製品(TOP-500D-B)でこんなスペックらしいです。

  • 定格出力 : 500W
  • 最大出力 : 550W
  • コネクタ数
    • ATX 24/20pin ×1
    • ATX 4/8pin ×1
    • PCI-E 6pin ×2
    • SATA ×6
    • HDD 4pin ×3
    • FDD 4pin ×1

出力電力は今のPCで500W使っている様子もないしこれから何かを増設する気もありません。 同じ500Wの製品を買ってくればよさそう。 使っているコネクタはPCのガワを空けて目視で確認。 これを使っていました。

  • ATX 24pin ×1
  • ATX 8pin ×1
  • PCI-E 6pin ×2
  • SATA ×3

このコネクタがある製品を探せばok。

で、いくつかの店を回って見つけたのは玄人志向のKRPW-L4-500Wでした。 4000円。 条件を満たす電源ユニットの中で最安のものです。 酷使するものでもないし、多分大丈夫でしょう。

この商品はケーブルの長さがパッケージに書かれています。 SATAのケーブルがちょっと短いので注意。 ブルーレイやDVDなどの光学ドライブとHDDなどのストレージが離れている場合は延長ケーブルが必要になりそうな予感。 とか考えときながら買い物のときに延長ケーブル買わなかったんですよね。 まぁ短かったけど何とかなったんですが。

家に帰って電源ユニットを交換。 とりあえず前の配線をカメラに撮っておくのが基本らしいです。 電源ユニットだけなので撮る程でもないかとも思ったんですが、一応撮ってみました。

まずはCPU用の電源。

マザーボードの主電源。

そしてPCI-E用の電源です。

SATAのは撮らなくていいか。 全部外した後はこんな感じ。

ケーブルを外すときはPCの電源を落として、電源ユニットのスイッチを切って、コンセントから電源プラグを外してから作業しましょう。 当たり前の事だけど、もう1回書いた方がいいかな? 止めときます。

今回はコネクタが硬くて外れないという事も無く、普通に外せました。 意外だったけど、基盤の鳴く音とか聞かずに済んでよかった。

コネクタを外した後は、電源ユニット本体を取り外します。 電源ユニットはPC背面のネジ4つで留められているだけです。

私のPCの場合はケース内で電源ユニットを支えているのは小さな金具だけでした。 ということで落とさないように本体を横にして取り外し。

あれ? 取り外すときの写真が無い? まぁ、絵面は変わらないから交換後の写真でいいか。 交換するとこんな風になります。

黒が鉄色に変わっただけで地味な絵面。 コレすらも要らなかったかも?

ネジの位置は同じなので同じように締めるだけですね。

KRPW-L4-500WのCPU用の電源コネクタは4pinと8pin両方のマザーボードに挿せるように4pinコネクタが2つ付いています。 8pinに挿す場合は2つを併せて使います。 矢印が向き合うように隣り合わせにして挿します。

コネクタの形状は真四角のプラスチックで覆われたpinと面取りされたプラスチックで覆われたpinが組み合わさっています。 片方のコネクタは正しい位置にしか挿さりません。 もう片方のコネクタは位置を左右間違えても挿さってしまいます。 ってことで矢印の確認は重要。

挿したらこうなりました。

主電源のコネクタは24pinと20pin両方に挿せるハズだったんですけど、20+4pinになっているのではなく最初からくっついてました。 20pinの場合は自分で分けなくちゃならなかったのかな? まぁ、今回は24pinそのまま挿すだけです。 コネクタの形状のおかげで挿す向きにしか挿さらないので簡単。

あれ? 写真が無い? まぁいいか。 前のコネクタと同じ場所の同じように挿しましたとさ。

PCI-E用のコネクタは3つで1セットになっていました。

6pinが2つと2pinが1つです。 8pinで挿す場合は隣り合った6pinと2pinを併せる模様。

今回は6pinを2つ挿すだけです。 これもコネクタの形状のおかげで挿す向きにしか挿さりません。

でもって、前にちょっと書いたけど「SATAケーブルが届かない」の悲劇。

延長ケーブルがないのでちょっとだけ思案。 うん、光学ドライブが一番上に入っているのが悪い。 少し下げましょう。

え~と、エアロストリームのフロントパネルの外し方は ... 説明書とかは無いですね。 検索したら、ありました。

「注意して強引に空けよう」などと書かれているページもあるけど、型違いかな?

まぁ、開けばいいんでしょうけど、自分のPCの型に合った方法で。

このツメをラジオペンチとかで挟んで潰して、ツメの引っかかりが外れている間にフロントパネルを引っ張る、と。

無事フロントパネルが外れました。 無理に外す必要とかはなかった。 pdfの説明と違ってケーブルとかはありませんでしたね。 5インチベイのところを見ると、ベイを塞ぐ金属板がプラモデルの部品と枠のつながりみたいになっていました。 ねじって取るらしい。

フロントパネルの方は、ベイを塞ぐプラスチック板になんか変な接着剤だかパテのような物がついてますね。

でもプラスチックのツメを外側に押したら普通に取れました。 3番目のヤツを1番上に移動。

光学ドライブも3番目に移動したらこんな感じに。

ちょっと出っ張っているように見えますがフロントパネルに合わせるとこの位置が正解です。 3つ前の写真で出っ張ってないのは光学ドライブを後ろから取ろうとしたから。 最初は後ろから取れなくて焦ったけど、どうやら前から取るようですね。 ムリヤリ引っ張らなくて良かった。

SATAの電源ケーブルも無事届きました。

ケーブルを結束バンドでまとめます。

なんかきたないけど、大丈夫、ちゃんとまとまってますよ?

フロントパネルと側面の蓋を戻して、電源をコンセントにつなげて電源ユニットのスイッチon。 PCのスイッチもon。 ちゃんと動きました。

が、異音が。 大きな音じゃないけどジジジジって音とキーンっていう高い音がしますね。 検索したら「コイル鳴き」というらしいです。 レビューサイトでは悪い噂は少ないので当たりが悪かったということかな?

どうやらコイル鳴きは初期不良として対応してくれる店とそうではない店があるようです。 電話してみるしかありません。

ちなみに、サポセンの評判が悪い店で買ったときはサポセンに電話するのではなく買った店に電話した方がいいこともあるそうですよ? 噂はあくまでも噂、真に受けて実行したらただ「窓口違います」と言われてサポセンにまわされるだけかもしれません。 まぁ、その場合は店は悪くないんでしょうねぇ。 さて、どうしようか...