2010年7月21日水曜日

ペンタブレットが壊れているのを再確認

数年前、ペンタブレットを使っていたことがあります。 特に絵を描くわけではなく、マウスの代わりに使っていました。 「マウスより直感的で使いやすいだろう」と考えたからです。 しかし、実際にしばらく使ってみると、マウスなら何でもないような日常的な操作をするだけで手首が痛くなってしまいました。 腱鞘炎の手前だったのかな?

操作もマウスよりやりずらく、非効率的でした。 普段の作業にも少し時間を取られてました。

マウスを使うときは、手の重さをマウスに預けられますよね? ペンを持ち上げ続けなければならないペンタブレットよりも力を使わなくてすみます。 ちょっとの作業なら変わらないですが、ある程度PCを使う人にはたったこれだけの差が手首にくるようです。 多分、体力とかは関係ありません。 ウェイトトレーニングしているごっつい人でも腱鞘炎とかは別ではないでしょうか。

手首を傷めたとき「身振り手振りの直感的なインターフェース」がウリの商品が浸透しない理由が分かった気がしました。 1番使い込んで、レビューとかで説得力があるヘビーユーザーに不評だからですね。 iPadとかでタッチパネルが使えているのは、見たり読んだりの娯楽が多くて入力インターフェースを酷使しないからかも。 マウスがどれだけ優れた入力装置か思い知らされました。

そのペンタブレットは結構早く壊れてしまいました。 確か1年もたなかったはず。 価格.comでペンタブレットを探すと「耐久性」の項目があるとおり、どうやら壊れやすい道具のようです。 それをマウスの代わりに使い、クリックのたびにカツカツ突っついたのだから早く壊れて当然だったのかも。

数年前に壊れたときは、反応したり反応しなかったりの半壊状態でした。 「何かのキッカケで直るかも」という何の根拠も無い期待があって、そのまま収納の奥で眠らせていたんですよね。 それを思い出して、「とっておいても仕方が無い」ということで捨てることに。 一応動作確認をしてみたら、完全無反応になってました。 電池を入れ替えてもダメ。 あらためて処分確定。

収納にはペンタブレット以外にもガラクタが眠ってるはずです。 たまに整理しなくては。

壊れたペンタブレットはサンワサプライが発売元、外国製の商品をパッケージだけ代えたような4,000円くらいのものでした。 今、同じ価格帯のものがあるか調べてみたらプリンストン製のが4,000円以下で買えるようです。 サンワサプライの気配はなし。

ネットでイラストを公開する人は多いですが、こういうのを使っているんでしょうかね? 昔の人は紙に描いてスキャナで読んで、ってしてたようです。 それは手間もお金もかかります。 ネットで絵を公開するほどの人なら紙代ペン代もバカにならないはず。 今の多数派とは思えません。

でも実際のところはどうなんでしょう? 絵を描いている知り合いがいないから分からなかったり...