2011年6月10日金曜日

windows版maximaとknoppixに入っているlinux版maxima

PCが不調で買いかえようかとしているこのタイミングに、数式処理システム「maxima」のwindows版をインストールしました。 いやまぁ、このタイミングだからインストールしたって言うのが正しいかな? 今使うアテが1つだけあるんですが、一生に何度も使うソフトではありません。 インストール→削除でレジストリとかにゴミが残るかもしれないので、使わなくなる寸前のPCにインストールしてチャッチャと用を済ませる→新しいPCは汚さないようにする...予定でした。

とりあえずsourceforgeからwindows版バージョン5.24.0をダウンロード、インストールしました。

これ、ホントに公式サイトなのかな? 下の方にあるnewsのところが「April 26, 2009: Maxima 5.18.1.」から更新されてません。 移転したとか? でもwikipediaからリンクされてるし...まぁ、いいか?

それはそっとしておいて、インストールフォルダ/Maxima-5.24.0/wxMaxima/wxmaxima.exeを起動。 UIは日本語のようですね。 ありがたいです。

ついでにwindows版TeXmacsも入れてみました。 maximaと連携できれば式が一段とキレイに表示できます。 あと、x_1のような下付き添字をtexの機能で表現できれば式の視認性もあがりますしね。

そんなわけで、texmacsの公式ページからtexmacs-installer.exeをダウンロード、インストールしました。

texmacs-installer.exeへのリンクは分かりにくいですが、「1.Installation of Qt-TeXmacs - 1.Download ...」のところにあります。 そこにはバージョン番号は書いてませんが、起動後に確認すると1.0.7.10でした。 で、肝心のmaximaとの連携は失敗。 ちょっと調べたら、どうやらmaxima-5.11.0とまでしか連携できないようです。 残念。

そこで思い出したのが、以前使ってみたknoppixです。 「maximaはもともとあっちのソフトだからインストールされてるんじゃないか?」と確認したら、「教育・教養」メニューにwxMaximaを発見。 windowsにインストールする必要なかった...

で、さらに、「アクセサリー」メニューにGNU TeXmacs Editorを発見。 こちらはmaximaと連携できます。 キレイな式を表示可能です。 さらにさらに、GNU Emacs 23 でimaximaが使えました。 「M-x imaxima」で操作できます。 knoppixに入ってるソフトのバージョンは、

  • Maxima 5.22.1
  • wxMaxima 0.8.5
  • TeXMacs 1.0.7.4
  • imaxima 確認の仕方が分かりませんでした

ちょっとだけ古いようですね。 しかし、たとえ多少古いヤツでも自分の使う範囲では問題ないはず。 あらためて、windowsにインストールする必要なかった...

ちなみに、x_1のような下付き添字はそのまま書いても表示できませんでした。 悔しかったのでダラダラといろんな書き方を試したら、偶然下付き添字の書き方を見つけました。 x\\_1のように書けば下付き添字になります。 (\は半角のバックスラッシュ) この書き方はTeXmacsだとゴミが出ます。 emacs+imaximaだと大丈夫。 こんな感じになります。 (↓キャプチャーした画像)

添字には括弧{}が使えません。 なので添字に使えるのは1文字だけです。 x_{max}とかは無理。 これも、自分の使う範囲では問題無し。

ダラダラとでもやってみるもんです。 もし作業する気が起きたら、こっちでやろう。