2011年6月25日土曜日

Ubuntu11.04のメインメニューの復元

前の投稿のモニタ設定をパネルに追加するとき、メインメニューの項目をちょっとした操作ミスで消してしまいました。

  1. 上のパネルに「メニューバー」の追加。
  2. 「メインメニューとは別物だろう」と勘違いして項目削除。
  3. 実は中身共通で必要な項目がロスト。

これでシステムメニューの中身を消してしまいました。 まだ設定しなければならないことが残っているのに...

メインメニュー以外にランチャを追加したい時は「メニューバー」じゃなくて「引き出し」を選ぶべきだったようです。 で、右クリックで「引き出しへ追加」→「カスタム・アプリケーションのランチャ」を選ぶべきでした。

「なんとか直さないと」ってことで少し調べたけどわからず。 思いついたのが別アカウントを作って、そのデフォルト設定をコピーすることでした。 ということで、端末で適当な一時アカウントをadduserしました。

メニューバーの設定ファイルは「/home/ユーザー名/.config/menus/」にあるようです。 ディレクトリ「.config」はそのままではNautilus(メインメニューの「場所」から起動するファイラー)に表示されません。 表示メニュー → 「隠しファイルを表示する」で.configを表示して作業します。 隠しファイルの表示はNautilusを終了するまで有効です。 コピーするのは次の2つのファイル。

  • settings.menu
  • applications.menu

この設定ファイルはアカウントを作った直後にそのユーザーのhomeディレクトリを見てもありません。 1度編集すると作成されます。 そこで一時アカウントにログオンしてメインメニューを編集しました。 編集内容は適当な項目をメインメニューに追加 → 追加したものを消すだけです。 それで設定ファイルができたのを確認してから自分のアカウントにログオンし直してコピーしました。

設定をコピーした後ログオフ → ログオンでシステムメニューが復元しているのを確認。 そのままシステムメニューのシステム管理→ユーザーとグループで一時的に作ったアカウントを消しました。 これで復元完了かなぁ、と思ったんですが...

後でログオン画面を見ると、消したはずの一時アカウントが残っている? 試しにログオンしてみると、当然まともに動かず。 マウスカーソルが出るだけでした。

PCのリセットボタンを押すとシャットダウンメニューが表示されました。 無理やり電源を切らなくてもいいらしい。

再起動して端末で「sudo userdel -r tempuser」→消えず。 もう1度GUIで一時アカウントを消すと ... 完全に消えました。 しかし釈然としませんね。

ubuntu上でユーザーの作成と削除をするなら。 GUIで作りGUIで消すか、端末でつくり端末で消すかを統一しておいた方がいいかもしれません。 で、完全に消えなかったらGUIと端末で交互に削除してみるとか?

根本的なところが分かってないのでテキトーな対処しか思いつきませんね。 ちゃんと調べてアカウント管理しましょう。 いや、私は、今回は解決したから次からね?

ちなみに、GUI版のシステム管理→ユーザーとグループを端末から呼び出すには「users-admin」コマンドを使います。

Ubuntuインストール時にhomeディレクトリを暗号化してたらどうなるんでしょう? ちょっと面倒になるのかも。