2011年7月13日水曜日

日立製HDDの静音化失敗

ちょっと前に、バックアップ用にHDD「HITACHI HDS721010CLA332」を買いました。 バックアップ用ということで大量のデータを書き込んだのですが、データ量が多いファイルをコピーしたときだけガリガリと大きな音を立てます。 初期不良なのかそういうものなのか、素人には判別できません。 初期不良があるのをだましだまし使って保障が切れたちょっと後に故障というのが一番痛いパターンですね。 そうではないことを確認するためにネットで調べてみました。 このHDDはややうるさいモデルらしいという事、AAMで静音化できるらしいという事が分かりました。

AAMは「Automatic Acoustic Management」の略で、ハードディスクの音を調節する機能のこと。 静音&速度低下 ⇔ ガリガリ&最高速度 の間で調節ができるようです。

ガリガリ音がこのモデル特有の音なのか初期不良なのかは分かりませんが、とりあえず静音化に挑戦しました。 FeatureToolというものを使えばAAMを有効にできるようです。 FeatureToolは日立のオフィシャルサイトからダウンロードできます。

ここからCD image(ftool_215.iso)をダウンロード。 このイメージを焼いたCDでPCをブートして設定します。 FDイメージもあるようですが、そちらはノータッチです。 前のマシンにはFDDが付いていたし、ちょっと前にもFDを使ったけど、今のマシンにはもうFDDはありません。

話を戻して、CDを焼くお話。 「DVD-Rのメディアは微妙にもったいないし、CD-Rのメディアなんて家に無いよな?」と思いつつ収納をあさったらCD-Rのブランクメディア2枚とCD-RWのブランクメディア10枚くらいが出てきました。 あったんだ。 これからCD-Rのメディアなんて買う気はありません。 近所のスーパーで10枚500円で売ってたけど、それでも買う気なし。 ってことでCD-Rは貴重品。 「CD-RWからはブートできないし、ブートできれば良いんだけどなぁ」などと検索してみたら、みんな普通にCD-RWからブートしていますね。 なんでブートできないと思い込んでいたんだろう?

そんなこんなでCD-RWに焼いてFeatureToolを起動。 Version 2.15ではAAMの機能が削られていました。 ナンテコッタ。

こちらのブログを見ると、Version 2.12以前のものを使うといいようです。

CDイメージは参考サイトから落としても大丈夫だろうけど、一応正規サイトから落とせるか探しました。 リンクは無いようですね。 しかし、CD imageのリンク先をコピーして「~/downloads/ftool_215.iso」の215を212にしたら落とせました。 これを使いましょう。

もう1度CD-RWに焼いてFeatureToolを起動。 バックアップ用のHDDにカーソルをあわせると、無情にも「Acousticはサポートしていません」の表示が。 ナァ~ンテコッタ。

色々検索している間に「HDS721010CLA332はやかましい」っていう情報がいくつもあったし、そういうものだと思って使うしかないのかな?