2011年7月17日日曜日

USB HDDを完全消去

これまで、旧PCのHDDやDVD-RAMメディアを試しに完全消去してきました。

旧PCでバックアップをとるのに使っていたちょいと調子の悪いUSB HDDも、中身を移し終わったので完全消去することにしました。 完全消去する必要はまったくないけど、流れで消去です。 対象のHDDはbuffalo製です。 容量は250GBでUSB2接続。 型番は「HD-H250U2」です。

今回は「wikipedia - データの完全消去」や「@IT - ディスクの内容を完全に消去する」にあるとおり、cipherコマンドでやってみました。 cipherには未使用領域を完全消去する機能(Wスイッチ)があります。 使用中のファイルはそのままです。 ドライブ全体を完全消去したいときは、まず全てのファイルを消して、ドライブ全体を未使用領域にしなければなりません。 ということで、まずはHDDをクイックフォーマット、続いてコマンドプロンプトで「cipher /W:F:」と入力しました。

ん? あっという間に終わった!?

「そんなハズないぞ?」とよく見てみると、最後にコロンを付けるのを忘れてました。 Fドライブを消したかったけど、コロンを付け忘れてFだけになりドライブ指定が無視されたようです。 あっという間に終わったのはRAMディスク上で実行したからでした。 そりゃあ、メモリを乱数で埋めるだけならあっという間に終わりますよね。

改めて、ちゃんと「cipher /W:F:」と入力しました。 HDDのアクセスランプも点灯してます。 IDEのHDD80GBを完全消去したときは1回消すのに6時間かかったけど、このUSB HDDは何時間かかるんでしょうね? ちなみに、cipherコマンドは

  1. 0x00を書き込み
  2. 0xFFを書き込み
  3. 乱数を書き込み

と3回書き込みをします。 IDEとUSB2の違いはあるけど、80GBのときよりは時間がかかりそうです。 あまりに時間がかかるようなら別の手段を考えなければ...

ならなくもないのか、惰性でやっているだけの完全消去を止めればいいだけでした。 まぁ、今やっている分については、たま~に様子を見ながら半日ほど放置です。

結果、予想に反して書き込み1回にかかった時間は3時間半程度でした。 完全消去完了です。

で、悩ましいのはこのHDDの使い道。 不調だからバックアップを取るのには使えないし、何に使えばいいんでしょうねぇ? とりあえずしばらくは収納に安置かな?