昨日届いた新PCでLinuxが動くか確認してみました。 試したのは旧PCで使ったことがあるknoppixとUbuntuの2つです。 私がLinuxを使うのは「何かあったとき」だけなのでちょっと不吉だけど、一応チェックです。
knoppix 6.4.4
DVD-Rから起動しました。 新PCのCPUはIntel Core i7なので4コア+ハイパースレッドで、OSから見たら計8コア見えるはずです。 しかし、起動ログではCPUが7つしか表示されません。 「おかしいな?」と思ったけど、完全に起動してからシステムモニタを見ると8つ動いているのが確認できました。 表示の関係でそうなったのでしょうか?
メモリは8GB積んでいます。 しかし、試したのが32bit版OSなのでメモリは3GBまでしか認識されません。 それ以上のメモリを使うには64bit版OSが必要です。 knoppixの64bit版っていうのは、日本語の情報がすぐには見つからなくて良く分からないんですよね。 まぁ、knoppixは緊急用だからもし起動することがあっても大量のメモリを使うような作業はしないでしょう。 そういう意味では32bit版でも十分です。 64bit版の情報はまじめに調べなくてもいいかな?
動作はおおむね軽快です。 しかし、DVDへの頻繁なアクセスは多少のマシンスペックではどうしようもないですね。 日本語64bit版が手軽に使えるようになったらtoramで化けるかもしれません。
toramで思い出したけど、それなりに調べればラムディスクでOS管理外のメモリを使えるようになりそうな気配。
Ubuntu 11.04
USBメモリに入っていたやつを試しました。 新PCのBIOSのブートメニューでなぜかUSBメモリの項目が2つ。 上を選ぶとUSBブートが無視されてWindowsが起動。 下の方が正解でした。
普通に起動しました。 こちらも32bit版のLiveCDを試したのでメモリは3GBまでしか認識されません。 64bit版をインストールしたら8GB全部が認識されるでしょうね。 しかしノートPCで何かあったら32ビット版が必要になるので、USBメモリにはこれを入れっぱなしにする予定です。
64bit版の日本語remixが使えるかどうか分からないというのも懸念事項です。 日本語remixのCDは32bit版しか用意されてません。 オフィシャルの64bit版をインストールして、Japanese Teamのパッケージレポジトリを追加できるかどうか? Linux自体触る程度しか使ってないので日本語remixがどれくらい重要かはわかってないですが...
動作は旧PC(Pen4 2.6、mem512MB)で動かしたときとは比べ物にならないくらい軽快でした。 Linuxでこのマシンスペックを生かすような使い方が思いつかないのが惜しいくらいです。 普段使うのは、やっぱりWindowsかな?
...とりあえず、何かあったときの次善策は用意できたということで。