2011年7月5日火曜日

RAMディスクを試してみた

数年後を見越して、新調したPCにはメモリーを多めに8GB積んでいます。 しかし、普段は2GB使うことも稀なようです。 そのまま触らないでいるのももったいないのでRAMディスクを試してみました。 使ったのは、

BUFFALO製メモリの促販のために作られたとか。 32bitOSを使っている場合、BUFFALO製メモリを使っているときだけOS管理外の3GB以降の領域をRAMディスクにできます。 64bitOSを使っている場合は制限なしで使えます。 ありがたい。

将来8GBのメモリをフルに使うようなソフトを導入するかもしれないので、それまでのつもりでインストール。 複雑な設定はなく、設定ダイアログを見ればだいたいの意味はわかります。 パソコン雑誌をたまに読むくらいの人でも、「かんたん設定」ではなく「詳細設定」の方を使って良さそうです。 とりあえず、2GBのRAMディスクを作成しました。

再起動してタスクマネージャでメモリを見ました。 メモリ使用量が2GB増えるのだと思っていたら、少し減ってる? よく見たら、メモリ搭載量の表示が6GBになっていました。 RAMディスクの分差し引かれてますね。 メモリ使用量が減ったのは、多分、Windows7が「メモリ搭載量」で使用するメモリのサイズを決めているからかな?

  • 8GBあるならこれだけ使ってやれ。
  • 6GBしかない。じゃ、こんだけ使うか...

これは想像でしかないですけどね。

タスクトレイにある「Buffalo RAMDISK トレイ ユーティリティー」で設定を変えられます。 RAMディスクのサイズを変えた場合は再起動が必要でした。 動的に変えられたら便利なんですが、オフィシャルサイトで「ひとかたまりのメモリを確保すると効率的」と謳っていることから、そういう動作は期待できませんね。 「重い処理をするから今だけ切りたい」ってときは不便です。 シンプルなソフトを選んだのだから仕方ないか? フリーで使えるだけでもありがたいです。

とりあえず興味でインストールしたけど、使うアテはありませんでした。 設定ダイアログにもある「FirefoxのキャッシュをRAMディスクに」っていうのを試すことに。 といっても、このツールがどういう風にFirefoxの設定をいじるのか分からなかったので、自分でabout:configしました。

...思ったより速いです。 数年経ったらメモリ食いのソフトが出るかもしれないから、それまで使うだけのつもりだったけど、そのころに手放せなくなってたらどうしましょ?

ファイルのダウンロード先をRAMディスクにしてウィルスチェックとか、解凍したときの一時的な保存先とか、使う場面は結構多そうです。 ケチな話ですが、コマゴマとハードディスクのアクセスを減らせるのは良いですね。 多分ハードディスクの寿命とかにはほんのわずかしか影響しないんでしょうけど。

BUFFALO RAMDISK ユーティリティーは誰でも簡単に使えるだけに機能がシンプルです。 他にもフリーのRAMディスクソフトが色々あるようなので、もうちょっとカスタマイズしたい場合は別のにしましょう。 私は今のところ、それほどチューニングの必要はないのでコレで。